【サビ管インタビュー】Lumoの「向き合う支援」とは

Lumo岡山東区店が開所して3か月程が経過しました。

2025年7月予定での定員は残り7人となる中で、現時点での見学者は40名を超えています。

また、利用者の方々の中には自身の持つ個性や特性を活かし、一般就労へのステップが見えている方もいらっしゃいます。

今回は、そんなLumoのサービス管理責任者 本多にインタビューを行い、一人ひとりに寄り添う支援への強いこだわりや、利用者の方々が安心して過ごせる環境づくりへの想いを語っていただきました。

従来の「支援する側・される側」という関係性ではなく、人と人としての対等な関わりを大切にしているLumoスタッフの人柄を少しでもお伝えできたら幸いです。

サービス管理責任者インタビュー

Lumo-岡山東区店ー サービス管理責任者 本多 楓

-Lumo岡山東区店が開所して3か月が経ちましたが、率直な想いや感想はありますか?

本多))同じB型とかA型が全国にいっぱいある中で、選ぶのはその人

それは働くスタッフのそうだし、実際に利用者として通っていただける方も、そこで(事業所に)来るかどうかはその人たちが答えを持ってるんですよね。

-「選択肢はその人自身が持っている」ということですね。では、その選択肢を持つ利用者にとってLumoはどんな場所になりますか?

本多))1つはよく言われている、なかなか一般就職できない方がいずれかは一般就職するために、練習とか慣れるために利用していただける場所

もう1個よく言われているのは「居場所」ですよね。

仕事っていうよりかは、家からなかなか出れなくて、まず家から出る1歩目として通ってみるというところの位置づけもあると思うんです。

僕が思っているのは、「職員」と「利用者」という立ち位置じゃなくて、1人の人間としてこの場所で生活してるっていうところ(環境)を提供したいです。

「障がい者と健常者を平等に見ましょう」みたいなのがよくメディアとかで出ますけど、そもそもそういう発言自体が差を生んでるんじゃないのって(思います)。

スタッフも作業するし、利用者も作業するし、やってること一緒なんだったら、

「スタッフだから教えなきゃ」とか「利用者だから作業頑張って工賃貰わなきゃ」みたいなのが、僕的にはあまり好きじゃない。

(もう1つは)仮にその人がミスしたり良くないことをしてしまっても、みんなでカバーできる、結果的に許せる場所であってほしい。

1人1人を好きであればいい。

別に良いじゃんって1人1人が思えれば、「自分のこと許してくれる」とか「認めてくれる」「優しくしてくれる」みたいな。

例えば過去に、誰かに嫌なことを言われたとか、自分の傷つくようなことを言われて社会復帰できなくなった人が「違う場所でちょっと頑張ってみようかな」って思ってくれるようになれば良いです。

-Lumoをそういった場所にするために、サービス管理責任者として大切にしていることはありますか?

本多))僕が一番大事にしているのは、スタッフにも利用者さんにも必ず、1日数えきれないくらい喋りかける。

で、喋りかけた瞬間に(その人が)何を思ってるのかとかを感じるようにしてます。

僕らは「こうするよ、どうですか」って聞くことしかできないから、その方がどこが一番安心できるのかみたいなのを探ってます。毎日。(笑)

-では、Lumoや他の就労継続支援事業所の社会的な役割とは何だと思いますか?

本多))(一般企業が障がい者を)採用するってなったら「あなたの良いところがうちの会社で活かせますよ」って最初はいけるんですけど、

実際入ってみたら、その採用する人と実際に現場で働いているスタッフさん、そこに結構乖離があるかなと。

実際に就職したいってなったら「じゃあ行っておいで」じゃなくて、僕らが持っている情報はしっかり(企業側に)伝えてあげて、そこの繋ぎ合わせって結構必要かなと思ってます。

一番良いのは、その会社だったり採用する側の企業だったりも、「良いところ褒めてくれる」とか「あまり悪口言わなくて」みたいに全部がそうなれば良い、なってほしいっていう願望はあります。

-最後に、Lumoへの通所をご検討中の方へメッセージをお願いします。

本多))ここ(Lumo)に来れば「スタッフ」とか「利用者」とかじゃなくて、

この場所で生きてる1人の人間として寄り添うし、あなたがどう思ってるかも知りたい、僕らがどう思ってるかも知ってほしい。

1人ひとりと向き合うっていうことを体現します。

それをLumoに来ていただいたら、感じていただけるかなと思います。

まとめ

今回は、Lumo岡山東区店のサービス管理責任者に、就労継続支援事業に対する想いやLumoの展望をインタビューしました。

〇サービス管理責任者インタビュー

・どの事業所を選ぶかの選択肢は利用者にある

・中でもLumoは、利用者にとって「一般就労を目指す方のための訓練としての場所」「まず家から出る1歩目として通ってみる居場所」「社会復帰できなくなった方の選択肢になる場所」になる

・サービス管理責任者として大切にしていることは、1日数えきれないくらい喋りかけ、利用者が一番安心できる探ること

・Lumoをはじめ就労継続支援事業所の社会的役割は、一般就労を希望する方に「いってらっしゃい」だけではなく、しっかり企業と繋ぐサポートをする

・Lumoは1人ひとりと向き合う

Lumoのサービス管理責任者は、「この人のことを知りたい、知ってほしい」「この人に寄り添いたい」という気持ちを持って、日々皆様をお迎えしています。

「障がい者の可能性を最大限に引き出し、社会とつなぎ、新たな価値を創造する」というミッションを持っていますが、一人ひとりの個性や特性を大切にし、それぞれのペースに合わせた支援を心がけてまいります。

「スタッフ」や「利用者」という価値観ではなく、そこにいる全員で成長・活躍していきましょう。

また、「気になる」「雰囲気どうなんだろう」「工賃は?」など思われた方、見学・問合せから大歓迎です。

不安なことや分からないこと、些細な事でも大丈夫ですので、ぜひ皆様の想いを聞かせてくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

弊社代表のインタビューもYoutubeにてご視聴いただけます。併せてご覧ください。

【代表インタビュー】製造企業がB型事業を展開!利用者の可能性を最大限引き出す|Lumo岡山東区店