就労継続支援B型Lumoがオープンしてから半年を迎えました!!🐵
細かく言うとこのブログを書いているのが10月7日。 3月3日オープンなのでもう半年以上経っていますが…(笑)
オープンからここまで様々な出来事や取り組みを行いました。(これからも続く)
同業者の皆様、これから就労継続支援や福祉サービスを利用したいと考えておられる方々に少しでも参考になればと思いLumoでの取り組みや出来事を共有させていただきます!
Contents
沢山のご縁に感謝
まずは開所の1か月前から問い合わせをいただき相談員さんやご利用希望の方々に見学、体験をしていただきました。
実際にどんな営業をしたのか?と問われると特にやってないんです。
本当に人と人の繋がりで開所してからも見学や体験希望の問い合わせが止まりません。
スタッフの方々にも恵まれ、面接も多くの方に来ていただきました。
お断りをさせていただいた方々もいましたが、人員に困ることなくここまで継続できています。
例えば、一気に正社員を募集するのではなく地域のニーズに合わせた採用も視野に入れると上手くいくかもしれません。
さらに、基準を高くしすぎないこと。 経験者がいい。等の気持ちはわかりますが、経験者でなくても相手を想う気持ちや相手の気持ちに寄り添っていきたいという気持ちがあるだけで経験の差は一気に縮まるという考えています。
2.冷蔵庫と電子レンジがなかった
きっとほとんどの事業所は冷蔵庫、電子レンジがあると思います。 もしくは片方でも。
Lumoは冷蔵庫も電子レンジもなかったんです(´;ω;`)
すごいですよね。開所して半年くらいで冷蔵庫、その一か月後くらいに電子レンジを購入しました。
事業所自体はエアコンも完備、夏季は涼しく、冬季は暖かくなるのですごく欲しいかと言われるとそこまでだったのかもしれませんが、やはりご利用者が増えていけばニーズも多様なわけで購入する流れになりました。
ただ、施設長が何の前触れもなく購入してくるのでスタッフ一同気づかず、施設長の強烈な突っ込みが入りました。
「誰も気づかんのかい!」と。(笑)
使いこなすという言い方もおかしいかもしれませんが、差し入れにいただいた飲み物などしか入れていません。
なんせ、Lumoは給食センターさんに弁当を注文しておりほとんどのご利用者様が頼んでいますので、冷蔵庫を使用する人のほうが少ないんです。
ペットボトルを持ってこられているご利用者様に「冷蔵庫使ってくださいね」と言うと、「そこまで取りに行くのがめんどくさいから」ですって。
歩いて5秒くらいですよ。 一人ひとり求めているものが違って面白いですよね。
弁当がなんと1食〇〇円!?
Lumoでは様々な福利厚生を心掛けていますが、利用者様や関係者様に好評なのが弁当です。
地域の給食センターさんにお願いをして毎日お弁当を届けていただいています。
ご利用者様が弁当を頼むといくらだと思いますか?
聞いてびっくり なんと100円!!
正直すごくないですか? だってご飯とみそ汁だけとかではないですよ?
しっかりおかずも5種類くらい入ってます。
なぜ、このような事ができるかって? できると言うよりもやっているという感覚です。
就労継続支援B型の工賃は正直高くないんです。
令和5年時点での月平均工賃は約23000円(厚生労働省の調べによると)です。https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001391049.pdf
お世辞にも満足できる工賃ではないです。
中には家族もいて、稼ぎが必要だけれどなかなかA型、一般就労は難しくてB型に通っている方もいます。
Lumoも考え方は、少しでも手元に残るお金を多くしてほしい。 その一心で弁当を100円で提供しています。
実は1食450円なので、1日1人当たり350円は事業所持ちです。 なかなか感じ取りにくい福利厚生の一部かもしれません。
エアコン完備!
これは完全に事業所を決めるときに大事になってくる一面です。
Lumoはエアコンが5個もあるので涼しく、温かく作業していただくことができます。
それくらいしか言うことはないのですが…
音楽リクエストボックス
何ぞや? と思いましたよね。
Lumoでは作業中にランダムで音楽を流しています。
作業中は個別作業でかなり静かなので、音楽があるとないとでは大違いなんです。
今までランダムで流していたのですが、同じ曲ばかり毎日流れていて面白くないという意見をいただき
スタッフ、利用者様 みんなでリクエストしていこう!となり、スタッフさんが導入してくれました。
結果:いまだ一枚のみ
※僕がリクエストするとHIPHOPばかりになり、一気に事業所がクラブへと変化を遂げるのでやめています(笑)
スタッフへの福利厚生パート1
実はスタッフへの福利厚生というものがあまりできておらず、導入したのがコーヒーメーカーです。
いつでもおいしいコーヒーやカフェラテが飲めるようになりました。(まだお試し期間ですが、施設長が生粋のコーヒー好きなのでおそらく本格導入になる)
僕的には利用者さんにも好きな人はいるのでなにかしら飲めるようにしていきたいのですが、、、
弁当と同じく一杯50円~100円にして飲めるようにしようか等考えています(法律的にダメなのかな?)
スタッフへの福利厚生パート2
これは福利厚生と言えるのか不明ですが本棚を購入して施設長とサビ管の私物の本を置いて読めるようにしています
もちろんご利用者様でも読んでいただけます。
おすすめブック5選とかでYouTube撮ったら面白いかもしれませんね📚
連絡事項の事前通知
就労継続支援事業所はいろんな人が入り混じる空間です。
中には急な変更や通知に対応できない、パニックを起こしてしまう方もおられます。
そこでLumoでは連絡ボードを使用し、お願いしたいことや変更点などがあれば事前に書いておき利用者様もスタッフも共通で把握できるようにしています。
これを作ったから終わりではなくもちろん口頭でも伝えるようにしています。
9.レイアウトの変更
オープンしてから度々レイアウトの変更をしてきました。(前提条件は先ほどの事前通知などをしていること)
利用者様が増えるにあたって変更をかけることはよく聞くことですが、Lumoではもっともっと作業しやすく、居心地のよい環境だと感じてもらうために利用者様が増えていない状況でも変更を行ってきました。
かなり完成形に近づいてきているなと思いつつ、まだまだ変更の余地ありです。
常に周囲を見渡しながら。時に利用者様一人一人の席に座り、どのような見え方をしているのか。
導線にスペースはあるか。距離感は大丈夫か。様々な考えや視点を持ち続けることが大切だと考えています。
最後に
ここまでお伝えしてきたこと以外にもっと細かい取り組みも行っています。
とにかく興味を持っていただいた事業所様は一度見学にお越しください。
通所してみたいと思っていただいた方は見学、体験のお問い合わせをしてみてください。
僕たちの取り組みがどれだけの方に良い影響を与えられるか。
そして、その影響がどれだけ広がっていくか。
このLumoという事業所から大きく視野が広がるきっかけを沢山の方々に伝えられるよう発信していきます。

はじめまして、サービス管理責任者の本多 楓です
Lumo岡山東区店で働きはじめてわずか半年。
――その間に、利用者さんの「できる」を伸ばしながら黒字化という目標を達成しました。
定員20名なのに見学待ちの行列。
毎週のように「次、空きはありませんか?」とお問い合わせをいただき、嬉しい悲鳴をあげています。
どうして行列ができるの?
- “支え合う”という文化
ここでは「助ける/助けられる」ではなく、みんなが支え合うことを大切にしています。
だからこそ、一人ひとりが自分らしく挑戦できる空気が生まれます。
▶ 就労継続支援B型事業所 Lumo岡山東区店(公式サイト)
- 仕事を“楽しく”設計
ゲーム実況やSNS運用、ものづくり作業など、得意を活かせる多彩なタスクを用意。
「やってみたい!」が自然に湧きあがる現場です。 - 数字で見える成長
初月から工賃を可視化し、スタッフ・利用者さん・ご家族が同じゴールを共有。
成果が見えるから、次のチャレンジが楽しみになります。
これからブログで発信すること
- 利用者さんの成長ストーリー:
小さな一歩が未来につながる瞬間をレポートします。 - Lumo流“黒字化メソッド”:
就労継続支援B型でもしっかり収益を上げる仕組みを公開。 - 地域を巻き込むアイデア:
見学者の行列を“地域の魅力”に変える取り組みを紹介。
最後に
「みんな違って、みんながいい」――
そんな社会を、ここ岡山から広げていきたい。
これは私の原動力であり、Lumoの未来です。
ブログでも、現場で起きるリアルな“ありがとう”をたくさん綴っていきますので、どうぞお楽しみに!